メディセル筋膜療法とは

◆筋膜とは

「筋膜」とは、筋肉の周りに付いている1枚の膜のようなイメージがありますが、実は「結合組織」をいいます。

「結合組織」は、毛糸の繊維のように伸縮が可能で弾力があり、みずみずしい組織です。

筋膜＝結合組織だけでなく、腱、骨、内臓、脳に至るまで全身をくまなく張り巡らせ、血管や神経まで体内組織を保護し、人の形を形成しています。よって「第2の骨格」と呼ばれています。

 

◆筋膜が捻じれる

筋膜の捻じれによっておこる「循環不良」は、発痛や腫れ、むくみ、頭痛、肩こり、腰痛、冷え、生理痛、体型の変化の原因とされます。

また、筋膜の拘縮は膜の下にある組織を圧迫すると言われ、筋膜は筋肉だけでなく、骨や内臓そして神経を被っています。

したがって、筋膜の拘縮があると、筋肉だけでなく骨や内臓、神経に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

 

◆メディセルでの筋膜リリース

メディセルで行う「筋膜リリース」では、筋膜の捻じれ、拘縮を解きほぐします。

メディセルは、皮膚吸引という方法で、皮膚を直接吸引する事で、血液、リンパ液の循環不良を、頭から足まで、様々なヘッドと専用機器（メディセルMINI＆メディセルハイブリッドPro3）を用いて、優しく、短時間で安全にリリースする方法です。

メディセル筋膜療法という独自の皮膚吸引によって、血液、リンパ液の流れを緩和する事により、様々な体の不調を和らげることが期待できます。

 

◆なぜ筋膜が捻じれるのか？

➀使い過ぎ

筋肉自体や、それを包んでいる筋膜も、過剰な伸び縮みを繰り返すと、どんどん固くこわばって、ムラが出来てしまいます。そうなると、血液やリンパ液の流れが悪くなり、痛みや可動域制限の原因になる物質が溜まり、結果として筋膜の捻じれが生じてしまいます。

②不動

じっとしているように見えても、筋郁は骨を支えるために力を出しています。また、体重を受け止めて圧迫されています。そのため、筋肉と筋膜も、押しつぶされた状態となり、血液やリンパ液の流れが悪くなると共に、筋肉と筋膜はお互いに押しつぶされ、筋膜が捻じれてしまいます。